連載-インドがわたしの故郷になるまで

第1学期(2012年6~10月)⑨TISSって、どんな大学院?

 タタ社会科学研究所。Tata Institute of Social Sciences、通称TISS(ティス)はインドのタタ財閥が1936年(インドがイギリスから独立するよりも前)に作った学校だ。 その後、国営になった。今でこそTISSは...
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第1学期(2012年6~10月)⑧留学生の仲間たち♪

 タタ社会科学研究所(TISS)の2012年度の留学生は私を含めて10人。ちなみに、その年の大学院修士1年生はインド人学生・留学生全体で約700人いた。(大学院については、次回紹介します。)    留学生仲間のみんなは専攻こそ違えど、インド...
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第1学期(2012年6~10月)⑦大学院へ!

 奨学金事務所から、学校のあるチェンブル地域まではタクシーで1時間。ナビンさんが一緒に来てくれた。  さて、私の通うタタ社会科学研究所(Tata Institute of Social Sciences、通称TISS ティス)は、大きなバス...
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第1学期(2012年6~10月)⑥奨学金事務所で手続き

 6月11日(月)。 9時にナビンさんがゲストハウスのフロントまで迎えに来てくれるはず、だった。私は日本人らしく9時前には朝ごはんも食べ、支度を終えて部屋を出た。  しかし…待てど暮らせどナビン氏はやって来ない。壁に貼ってあったムンバイ市の...
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第1学期(2012年6~10月)⑤うなぎの寝床ゲストハウス

 カウンターの奥が客室だった。 中で食事も提供しているらしい。(そんなに広そうに見えないんだけど。)さっきから10代後半くらいのやせた少年(きっとお宿のボーイさん)がスーツケースを運んだり、お客さんが出入りしたりしていた。真っ黒なブルカを着...
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第1学期(2012年6~10月)④モンスーンの洗礼

 スッキリして私は「お手洗い」から奨学金事務所に戻った。(まだ誰も起きていなかった。) 私は既になにかを成し遂げた気分になっていた。 でも、ホッとしたら今度はお腹がすいてきた。食べ物は持ってない。お金は昨晩、空港の両替で手持ちの米ドルの半分...
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第1学期(2012年6~10月)③外で…。

 6月10日朝。8時くらいにはもう目が覚めてしまった。 3時間しか寝てない。ちなみに、時差はインドが日本より3時間半遅い(その頃、日本は午前11:30ということ)。 なんでそんな早く起きてしまったかと言うと、 『トイレ行きたい…。』  ナビ...
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KOKIA 動物アルバム発売記念ライブ Animal Kingdom と、ライブ後飲み会♪

行ってきました、代官山「晴れたら空に豆まいて」。これ、ライブハウスの名前なのです。おもしろいね(^^)さぁて、ここ3年くらい年1回のペースで参加しているKOKIAのコンサート。なんか、こう言うと変かもしれませんが、気持ちいいコンサートだった...
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第1学期(2012年6月~10月)②お宿を求めて

 タクシーは真っ暗な界隈で停車した。 ナビンさんはスーツケースを下ろして(タクシーの上の荷棚から振り落とされずに、ちゃんと残っていた)、「Come.」(来い)と言う。付いていくしかないので、ややおっかなびっくりで付いていく。 彼は真っ暗な...
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1.第1学期(2012年6月~10月) ①ムンバイに降り立った夜

夜中の3時だったのに、そこには信じられないくらいの数の人々がいた。 2012年6月10日(日)未明。 ムンバイ国際空港のゲートを出た私は、まず人の多さに圧倒された。 私当時29歳。 ものすごく蒸し暑い。うすら涼しい梅雨時の日本から飛んできた...
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