「辛いものが苦手。」「辛いものは好きだけど、それでも辛い…。」そんな時のインド料理サバイバル術!

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ナマステ!みやまです。

今回は、インド滞在歴2年の私が伝授する、インドで&日本のインド料理屋さんでノン・スパイシーにインド料理を楽しむ方法♪です。

私自身は元々『辛いものはそんなに得意じゃないけど、ちょっとは食べられるよ~。』くらいのレベルでした。インド・ムンバイへ留学に行った時も、『毎日辛い物食べてれば、そのうち慣れるだろう!』と思っていました。

ところがどっこい、実際は慣れるどころか何度かお腹を壊して、むしろ前より辛いものに弱くなってしまいました…(^^;)。

ここでご紹介するのは、そんな私がスパイシー天国であるインドでなんとか生き延びた方法のいくつか。基本的には外食するときのアドバイスです。(私はアパートメントで自炊していたので、外食は1日に1~2回程度でした。)

まずは安全圏から。辛くないものをオーダーしよう!

インド料理店でカレー+ナンで頼むときの辛くないカレー

日本のインド料理屋さんだと辛さが選べますよね。でも『甘口で頼んだはずなのに、これまだ辛くない…?』って思った経験がある人、いませんか?

日本のインド料理屋でも、インドのレストランでも、基本的に甘口で出てくる私のおすすめカレーはこちら。

Butter chicken バターチキン

(日本でも最近はおなじみ。甘いチキンカレー。)

Malai kofta korma マライ コフタ コルマ

(甘いルーの中に、マッシュポテトのお団子みたいなのが入ったカレー。)

※ちなみに、ナンは日本ではカレーと一緒に食べるのに一般的になっていますが、インドではどちらかというと特別なもの。日常的には「チャパティ(もしくはローティ)」という、全粒粉で作るクレープみたいな焼き物が主流です。地方によってはチャパティよりもお米がよく出てきます。

他にも、「このカレーも安全圏だよ!」というメニューを知ってる方がいましたら、ぜひこちらから教えてくださいね。

お腹を壊してしまった人のためのメニュー

このメニューは日本のインド料理屋さんではあまり見ませんが、インドのレストランではほぼあります。インド旅行中にお腹が痛くなった時、さっぱりした物が食べたい時にぜひ試してみてください。

Curd rice カード・ライス

(カードとはヨーグルトのこと。ヨーグルトをかけた白ごはん。あっさりしていておいしいです。)

Kichidi キチリー

(ターメリックの少し入った、黄色いお粥。私は一時期、学食でこればかり食べていました。)

比較的辛くないものをオーダーしよう

お店にもよりますが、これらはたいてい唐辛子やスパイスが少なめです。青唐辛子や赤唐辛子が入っていても、自分でよけて美味しくいただける程度の料理です。

Daal ダル

(黄色いレンズマメのシンプルなカレー。日本でのお味噌汁的な存在だと私は思ってます。これとごはんがセットになったダルライスもよく見ます。)

Dosa ドーサ

(南インド料理。ドーサ自体は外はパリパリ、中は少しもちっとした薄焼きのおっきなクレープみたいなもの。いろんな種類があって、私はチーズ・マサラ・ドーサが大好き💖中にジャガイモの炒め物が入ってます。ただし、青唐辛子ももれなく入っているので、苦手な人はよけながら食べましょう。)

マサラドーサ。
ココナツのソースと野菜のスープもついてきますが、特に野菜のスープは辛い場合が多いです。

インドの中華料理はそこまで辛くない

同じ東アジア文化圏ばんざ〜い!

インドの中華料理屋さんをやっているのはたいていインド人ですが、少なくともいわゆるインド料理よりは辛くないものが多いです。とは言っても、インドの中華料理はインド人の下に合うようにインディアナイズされてるので、細かい唐辛子いっぱい入ったあんかけとかもあるんですが…w

フライドヌードルズやチャウミン(どっちも焼きそば)とかの麺類が一番無害wかな。

ここでは、その中でも私がおすすめのインドでしか味わえない(?)中華料理を紹介します(^^)。

Veg-Manchurian fried rice ベジ・マンチュリアン・フライドライス

(チャーハンの横に、野菜入りの揚げ団子の入った、ネギやインゲンたっぷりのソースが添えてあります。青唐辛子は辛いのでよけましょう♪写真はまだソースをあんまりかけていない状態です。)

唐辛子を抜いてもらおう!

インド料理が辛いのは、何と言っても唐辛子(ヒンディー語でミルチ)がたくさん入っているから。それなら、料理をオーダーするときにダメ元でも言ってみましょう。

「ミルチ ナイン チャイエ!」(唐辛子いらない!)

抜いてくれない時もありますが、多少ましになる場合もあります♪

おまけですが、パクチーが苦手な人は「ダーニャ ナイン チャイエ!」と言ってみましょう(^^)。

出てきた料理が辛かった…!そんなときの最終手段!

オーダーしたら辛くて失敗した、どこかのお宅に行って出された料理が辛かった…そんな時には、2つのサバイバル方法があります。

地道に唐辛子をよける

これは地味ですが、割と有効な方法。私はインドでほぼ毎日やっていました。

唐辛子(チリ)にも赤唐辛子青唐辛子があります。

赤唐辛子は見てわかりやすいですが、青唐辛子は他の野菜と見分けにくい場合もあります。

先日家族と西葛西の「東京ミタイワラ」に行ったら、ベジマンチュリアン&フライドライスが結構辛かったのです。

夫は担々麺LOVEな辛いもの好きさんなのですが、このフライドライスは「辛い…。」と言っていました。

その時夫に伝授したのがこの方法。

フライドライスにはネギやインゲンも入っていたので紛らわしいですが、お皿の右上によけたくすんだ緑色のが青唐辛子です!

ヨーグルト(ダヒ)を混ぜる

料理の辛さを中和するために、ヨーグルト(ヒンディー語で「カード」もしくは「ダヒ」)をお店の人に頼む方法です。ヨーグルトはいろんな料理に使うので、ないと言われることはまずないはず。

「ダヒ ディジエ。」(ヨーグルトください。)

小皿に盛って、出してくれます。辛いカレーに混ぜれば、多少は食べられるようになります。

終わりに

ここまで読んでくださって、どうもありがとうございました(^^)。

スパイシーな食べ物が苦手な方、または辛い物好きさんでもうっかり「これ辛っ!」と思った時に少しでも食事を楽しめる手助けになれば幸いです。

みんなでインド料理をおいしく楽しくいただきましょ〜う♪

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