ムンバイ

連載-インドがわたしの故郷になるまで

第1学期(2012年6~10月)29.悪いことはするもんじゃない。

9月10日(月)。月曜日はフィールドワークの日だ。その朝、私は普段と違う駅でフィールドワークのパートナーのメジと待ち合わせした。  ムンバイの列車の駅には改札口がない。駅の切符売り場で切符を買ったとしても、誰にも見せることなく駅のホームに行...
連載-インドがわたしの故郷になるまで

第1学期(2012年6~10月)26.道端の「家々」

下宿先の豪邸から毎日学校へオートリキシャで通う時、途中の道端に小さなスラムがあった。そのスラムは、にぎやかな商店街チェンブー・キャンプの先にあって、道路に面した壁づたいに20軒ほどの黒ビニールで作られた「家」が並んでいた。家と言っても、一軒...
連載-インドがわたしの故郷になるまで

第1学期(2012年6~10月)25.コトバの壁は大きい。

※このあたりの話は、ギター奪還作戦の頃と多少日にちが前後します。  さて、大学院に通い始めて1ヶ月前後。授業のある教室に(急な教室変更があったとしても!)迷子にならずに行けるようになった。けれど、1か月経ってもまだまだ悩まされていることがあ...
連載-インドがわたしの故郷になるまで

第1学期(2012年6~10月)24.ギター奪還作戦

さて、13~14時のランチタイムの後、私と職員さんは学校を出発した。職員さんは、40代後半くらいの背の高いおじさん。英語はしゃべれない。私はぎこちないヒンディー語で自己紹介をした。おじさんにも名前を聞いた。(もう忘れちゃった。ごめんなさい。...
連載-インドがわたしの故郷になるまで

第1学期(2012年6~10月)23.救援物資、来たる!

7月6日(金)夕方。学校から家に帰った私を待っていたのは、1箱の段ボール。東京の実家からはるばる海を越えてやってきた、家族からの救援物資だった。ありがと~(^ヮ^)♪  今回の便はもともと、インドで落ち着く先が決まったら送ってもらうように、...
連載-インドがわたしの故郷になるまで

インド留学コラム3 渡航後初ブログ

今回のコラムは、インドに渡って初めて更新したブログの記事です。荒削りですが、そのままで。***●聞いてはいたが、インドで物事を進めるのには 何かにつけ『待つ』。ものごとは少しずつ進んでいく。逆に、待つ時間を楽しもうということにしました。むこ...
連載-インドがわたしの故郷になるまで

第1学期(2012年6~10月)22.肉が恋しい…!

インド生活が始まって3週間くらいした頃、その禁断症状は現れた。 「に、肉が食べたい…。」 コラムにもあったように、インドの大学院生活では自分で「よし!肉食べよう!」(鳥だろうと豚だろうと)としない限り、ひたすらベジタリアン生活が続いてしまう...
連載-インドがわたしの故郷になるまで

第1学期(2012年6~10月)⑲ソーシャルワークの授業スタート!

2012年6月21日(木)。この日から本格的にソーシャルワークの授業が始まった。前日に学校のゲストハウスから、下宿先のマイソール・コロニーの家に引っ越していたので、今日からは毎朝学校までオートリキシャに乗って片道15分通学だ。  朝は7時半...
連載-インドがわたしの故郷になるまで

第1学期(2012年6~10月)⑱フィールドワークの準備

フィールドワーク!それは私のインドでの学びの宝庫\(^ヮ^)/ フィールドワークって何をしたかと言うと、NGO(日本でのNPOみたいなもの。Non Govermental Organization:非政府組織)で週2回(月曜と火曜)フルタイ...
連載-インドがわたしの故郷になるまで

第1学期(2012年6~10月)⑰初クラスとケータイ

(※このお話は、一軒目の家に引越しする2日前の出来事なので、まだ私は学校のゲストハウスに住んでいました。時間がちょっと前後しているのでご注意ください。) 2012年6月18日(月)。雨期なので湿度は高いけれど、雨は降ってなかった。その日は、...