前回のお話はこちら。(前回からだいぶ時間開きました…💦)
『この留学記を最初っから読んでやろう!』という仏様のような方はこちらからどうぞ…✨
毎年秋ごろにあるディワリ(光のお祭り)は、
インドのお正月。
2012年は11月13日(火)から3日間だった。
これはいわゆる「お正月」期間…つまり、大半のインド人は家族と過ごす時期だ。
ということで、
インド人学生は(私のルームメイトのジョーも含めて)ディワリのために故郷に帰っていた。
アパートメントの同居人で、社会人のアーティカもデリーの家族の元へ行ってしまった。
だから、初めてのインドのお正月は、私はムンバイのアパートメントに一人ぼっちだった。
とは言え、学校に残っていた学生も多少いた。
私と同じく帰国しなかったアフガニスタン人のハディとジャマール。
体調不良でビハール州に帰らなかったクラスメイトの女の子ラジニ。
あと、カウンセラーのソナリもいた。
だから、学校へ行けば誰かには会えた。
2軒目の家への引っ越しが一段落ついて、
もっぱら私は宿題のことを気に病んでいた。
秋休みの宿題は
「修士論文のために、過去の研究論文や本など、参考文献を読んでまとめておくこと」(Literature review)
だった。
1学期中に学校の図書館でプリントアウトしておいた論文や、旅行中にデリーで買ってきた本をバリバリ読むはずだった…
が、現実はそううまく行ってくれない。
体調不良や引っ越しのあれこれもあってなかなか読み進められずに、気持ちばかりが焦って自分的にはかなりのストレス。
でも、そんなことを心配していたのは私一人だった。
休みの間でもたまに学校に行って、図書館使ったりイブニングスナック食べたりしていたのだが、
その時会った友達何人かに
「文献読んでる?」
と聞いたら、ケロッとした顔で
「全然。」
と言われた。ホッとした。
さて、11月13日(火)。光のお祭りディワリの始まりはじまり〜。
当日の私の日記から。
朝っぱらからひっきりなしの爆竹…crazy..
9:00am 事件か事故かと思うくらいの爆発音。
でもこれは不和ではなく平和の象徴なのだ
インドでは…。
ということで、近所の人たちが、というかムンバイ中の人たちがバンバン爆竹を鳴らしてお祝いしてた。
午前中にお掃除に来てくれたおばあちゃんメイドのカストリエは、
「明日はアーティ(儀式)だから来ない。」
って言ってた。
私は家に一人で居たくなくて、
この日は初めてクルラのフェニックス・モールというショッピングモールに行ってきた。
テナントが入りきってなくて、あちこちに
“Coming soon”のポスターが貼られてたり、閉鎖されてるエリアもあった。
ロクシタンやBODY SHOPもあって、お値段は日本と変わらなかった。
私は小物屋さんを楽しく物色して、その後にスーパーを見て帰ろう〜と思っていたら、
18時までにはスーパーも個人商店系のお店も閉まってしまった…。
商売っけナシ。
服屋さんやお化粧屋さんはまだ開いていた。
カナダのFACESというコスメ屋さんでマニキュアを買って帰った。
で、帰ったらアパートメントの周りの家の人たちが
ボンボン🎆 バンバン🎇
花火を上げてた。
6階の我が家は特等席なのでした…♪
実際、こんなに間近で花火を見たのが初めてで。
中くらいの大きさの花火だけど、ほとんど目の高さで窓いっぱいに広がるから、
しばし夢の世界…。
それ以外にも遠くで、近くで、大小の花火が上がってて。
日本の夏の花火を見られなかったのに、まさか11月にムンバイで観られるなんて。
一人は寂しかったけど、神様ありがとうございます!
Happy Diwali🌟
コメント
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