連載「インドがわたしの故郷(ふるさと)になるまで」
2012年夏、インド西部の都市ムンバイ。
何もかもが日本とは違った。空を除いては。
空だけが生まれ育った東京の空と同じだった。だから、よく空を見上げてはほっとしていた…。
☆ ☆ ☆
これは、上のような状態だった留学当初から2年を経て、いかにしてムンバイが「わたしの街」になっていったか!を綴るお話です。
私は2012年6月から2014年5月まで、インド第2の都市ムンバイ(かつて「ボンベイ」と呼ばれた街)で過ごしました。
留学先はインド国営の社会科学系大学院、タタ社会科学研究所(Tata Institute of Social Sciences)。専攻は社会福祉のソーシャルワーク(子どもと家族)修士課程。
ムンバイでの下見ゼロ、知り合いゼロ、ヒンディー語力ほぼゼロ、おまけに体力も限りなくゼロに近かった29歳の私。そんな私が、「インドでの家族」とも言える仲間たちと出逢い、インド人に恋をし、村で井戸汲み生活も行い、しばしば「もうやだー!!」と叫んだ愛おしい日々の記録を、しばしご一緒に楽しんでいただけたら幸いです。
★だいたいのお品書き(目次)
0.インド以前
1.第1学期(2012年6月~10月)『モンスーンとカルチャーショック』
2.第2学期(2012年11月~2013年4月)『恋と世渡り』
3.第3学期(2013年6月~10月)『(coming soon!)』
4.第4学期(2013年11月~2014年5月)『(coming soon!)』
5.テーマ別いろいろ
★よく出てくるアルファベットの短縮形
TISS(ティス):留学先の大学院Tata Institute of Social Sciencesの略。
NGO(エヌジーオー):非政府組織Non-governmental organizationの略。国内外で主に社会福祉的な支援・協力を行う団体のこと。
★文中に出てくるインドの通貨ルピーの相場は、当時の平均を取って1ルピー=1.6円で計算しています。
★ささやかな私の野望
このブログの内容を、本として出版したいと思っています!
そして、その収益の半分をインドでお世話になったNGOに寄付し、もう半分は、日本での「子供の貧困」解決に向けた活動に使いたいです。
そのためにも、文章や表現でわかりにくいところや、「もっとこうすれば・・」というアドバイス、また「こんなことも書いてほしい」というリクエストがあったら、ぜひぜひお聞かせください。
コメント