●ざっくり自己紹介
私は昭和の終わりの方の東京生まれ。
ただ、両親はどちらも愛媛県の山奥の村出身で、さらにはじいちゃんばあちゃん達もそこの生まれだ。(この話はあとでも少し出てくる。)
うちは4人家族。物事にはたいてい柔軟だけど、ときに頑固な父。生活全般に関するこだわりは強いけど、子供の勉強と進路には口出ししないでいてくれた母。父曰く「くそまじめ」で感傷的な私。そして、天然で野生児の妹。家のすぐ近くには父方のじいちゃんばあちゃんも住んでいて、私はその二人の影響も結構受けた。
さて。学生時代にインターナショナルスクールに通ったわけでもなければ、留学経験があるわけでもない私がインドで社会福祉について学ぼうと思ったのは、発展途上国の貧困問題にひとかたならぬ関心を寄せていたから。
ただ、学生時代の私は歴史も好きだし、国際協力にも興味がある・・・というように志向が分散していたので、だいぶ回り道をしてしまった。(まぁ、それも一周まわって自分の糧になったのだけど。)
しかも、「くそまじめ」がある意味災いして、大学卒業後初めての仕事では頑張りすぎてコテンパンに体調を破壊しつくしてしまった・・・(でも、お仕事楽しかった。笑)。以来、約10年にわたって私は「体力なし、風邪引きやすし、すぐにばたんきゅう」の状態で、健康のありがたさをひしひしと痛感することに。そして、インドに行ったのもその期間中。だから、最初からばらしてしまうけど、あっちでもしょっちゅう私は倒れていました。気力だけで断行したような留学でした。
ともあれ、そんな状態で文字通り飛び込んだムンバイ。そこで何が待っていたのか・・・!?しばし、日本を離れてインド気分を当時の私と一緒に味わっていただけたら幸いです。
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