松戸市の産後ケア事業(千葉西総合病院)を利用してみた。

出産・子育て

⒍これから利用しようと思っている方へ

おすすめの利用期間は4〜5日です。(人によるとは思いますが。)

産後ケア自体は7日間使えて、私は7日フルで利用したのですが、私は5日目には『家に帰りたい…!』と鬱屈してきました。

育児的にはとっても勉強になるし、食事などの心配もいらないのは良かったのですが…。

入院は午前中、退院は午後がベター。

まる1日いても半日いても利用料金(1日3000円)は同じです。

私の場合、入院が夕方、退院がお昼前だったのでコスパ的には失敗しました。

家族とのスケジュールにもよると思いますが、「午前中に入院、数日滞在して、帰る日は午後に退院」にすると、入退院の日でも食事が2食もらえます。

そういう意味で1泊2日はお得感が薄いと思います。

⒎千葉西の教え(出産直後でためになった子育て情報)

●出産直後は、母乳の出を良くするためにマッサージが大事!

マッサージにはおっぱいマッサージと、乳頭マッサージの2つがあります。

おっぱいマッサージはおっぱいの中のお乳を残ることなく出して、乳腺炎を予防するイメージ。

乳頭マッサージは、乳首からお乳がよく出るようにするイメージです。こちらは妊娠中からしても良かったみたいです。

AMOMAのページに、教わったのと同じマッサージがのっていました。ぜひ参考にしてみて下さい(^^)。下記がリンクです。


母乳メインでいくのか、母乳&ミルク(混合栄養)でいくのかの選択

母乳はもちろん赤ちゃんに一番良い。

ただ、ママの身体ががんばって母乳を作るので、母乳を十分な量出すためには、産後に授乳だけでなく搾乳も頑張るべき。

…という話を助産師さんから聞いて、いわゆる完母(完全母乳)は疲れるんだなぁ、という印象を受けました。(がんばってるママたち、たくさんいると思うんですが。)

私の場合、自分が人より体力がない自覚があったので、母乳・ミルク混合で行こうと決めました。


出産直後の授乳の「規定量」

これは出産したクリニックでは聞かなかったので、もしそのまま退院して産後ケアに来なければ、知り得ない情報でした。

生まれてから10日目までの赤ちゃんにあげる母乳+ミルクの1回の量は

日齢×10(ミリリットル) ※もし欲しがって足す場合も、これ+10mlまで

例えば、生まれて6日目は(生まれた日を0日目とするので)日齢5日。

だから、赤ちゃんが泣いてお乳を欲しがった時に一度にあげる規定量は50〜60ml。

泣く度に、もしくは泣かなくても3〜4時間おきにこの量。毎日増えていくので、けっこう大変でした。

飲んでいる途中でもし赤ちゃんが寝てしまっても、起こして飲ませる。もしそれ以上欲しがっても、あとは抱っこしたりあやしたりしてあげない。

とにかく規定量を守るよう大変プロフェッショナルに指導されました。

「3〜4時間おきに」というのも、うちの子はよく寝るので厳しかったです。

ただ、毎朝のお医者さんの診察で娘は「黄疸が出ている」とのことだったので、ちゃんと決まった量のお乳・ミルクを飲ませて黄疸をおしっこで流すのが大事だったようです。

もし自宅にいたら、そういうことは知らずにもっと甘やかして寝かせていたと思うので、ママとしては大変でしたが子どものためには良かったのかな、と思います。


ママが痛くならないようにおっぱいをくわえさせるテク

①授乳の時、赤ちゃんのおへそがちゃんとママを向いているようにする。

②おっぱいをちゃんと出す。(服が挟まる→赤ちゃんとおっぱいの間に距離ができてしまう)

③深くくわえさせる。(赤ちゃんが口を開けたところに、ぐわっとおっぱいを入れ込む…笑)


●赤ちゃんがくわえてるおっぱいをスッと外す方法

赤ちゃんの口の端に、ママの空いている方の小指をスッと入れてからおっぱいを離すと、すんなり外れる✨

⒏まとめ

だいぶ長くなってしまいました。ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。

この経験をブログに書いておきたい…と思いながらも、日々の育児に忙殺され、その他のやりたいことに押しのけられ、千葉西の新生児用ベッドに収まっていた娘は、先日1歳を迎えました。やっと書けた…(泣)。

今振り返ると、千葉西での日々は、

正直、辛かったな…でも赤ちゃんのためには良かったかな…

という感想です。たぶん、辛いのは千葉西だったからではなく産後のママがとにかく大変なのでしょう。

担当してくださった助産師さん達には本当にお世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。出産直後の「これはどうなんだろう?」という疑問に一つ一つ的確な答えを出してもらい、またしばらく使える授乳テクもいろいろ授けて下さいました✨本当に感謝です。

この記録が少しでも読んで下さった方のお役に立てば嬉しいです。

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