⒊どんな生活だったの?
●ケア計画
まず、千葉西では入院時に、利用者の話を聞きながらとっても綿密なケア計画を作ってくれます✨(「入院」と書くと病気のようですが、内容は産後ケア利用です。)
私の場合は、
「しっかり自分の体を休ませておきたい。」
「授乳や沐浴などを上手にできるようになりたい。」
ということをメインに計画してもらいました。
●設備
部屋の設備はいわゆる病院の個室といった感じで、そこに赤ちゃんのお世話に必要なグッズも足されていました。お部屋にあったのは、
*ベッド・ベッド横のボード
*シャワー・トイレ
*洗面台
*2〜3人がけソファ
*椅子
*授乳クッション
*哺乳瓶の消毒液(ミルトン)一式と、哺乳瓶を洗うブラシ類
*ポット
*赤ちゃん用体重計
でした。
●スケジュール
一日のスケジュールは、
6時 体温計測
7〜8時 赤ちゃんをナースステーションに預けに行く(診察などなどしてもらえる)
8時 朝食(食事は毎回個室に持ってきてもらえる)
11時ごろ 赤ちゃんを迎えに行く→個室へ戻る
12時 昼食
15時 おやつ
18時 夕食
21時 消灯
という感じでした。
この間、何度も助産師さんが具合を見に来てくれたり、赤ちゃんのお世話の指導をしてくれます。また、タオルやミルトンの液も交換に来てくれました。(パジャマ だけは自分で取りに行きました。)お掃除も毎日してもらえました。
面会時間は13時〜20時。
そして、赤ちゃんのお世話ベースでは、「授乳表」というシートを毎日記録していました。こんな感じ。(一部画像加工しています。)
時間を見ていただくと、24時間体制です(笑)。
しかも、赤ちゃんに「授乳する」という行動一つを取っても、
直母(直接おっぱいを授乳)・搾母(搾乳したおっぱいを哺乳瓶で授乳)・ミルク(粉ミルクを哺乳瓶で飲ませる)
の3つに分かれています。(搾乳というのは、自分でおっぱいを絞って、出てきた母乳を哺乳瓶にためておくことです。)
そして、後で詳しく書きますが、一回の「授乳」で飲ませるべき「目標量」が毎日あります。
そのため、「授乳」の時に私が何をやっていたかと言うと…
- まず、赤ちゃんがお乳を欲しがって泣く。もしくは、3時間ごとの授乳時間が来て、赤ちゃんがまだ寝てても起こさないといけない。(→一連の行動スタート!)
- (泣いてる場合はなるべく迅速に)オムツ交換(おっぱいの前後で体重を測って、おっぱいの量を計測するため)※もしここで服にお漏らししてたら、服も取っ替え!
- 体重計測①(まだ泣いてる、もしくはまだ眠そう…)
- やっとおっぱいを授乳する(まだ慣れてないので、体勢やくわえさせ方に四苦八苦)片側5分くらい
- 赤ちゃんがくわえてる口をうまく外して、反対側のおっぱいを授乳。もう5分。(ここらで赤ちゃん寝ちゃうことも…)
- 赤ちゃんの背中をトントン軽く叩いたりして、ゲップさせる(そうしないと飲んだものを吐いちゃう)
- 体重計測②
- 追加するミルクの量を計算する(②の体重から①を引くと、何ミリリットル母乳が出てたか分かる。「目標量」(この日は一度に70〜80ミリリットル)から母乳の量(例えば、朝4時では30)を引く。→必要なミルク量が分かる(この時は40ミリリットル)!
- 粉ミルクを調乳(洗ってある哺乳瓶に粉ミルク入れる→70度以上のお湯入れる→よくふって粉ミルクを溶かす→そのままだと熱いので哺乳瓶の表面を流水で冷ます→自分の手の甲とかにちょびっとミルク垂らしてみて、適温なら完成!)
- ミルクを飲ませる(この時、赤ちゃん寝ちゃってたらがんばって起こす…これが結構きつい)、終わったらゲップさせる
- 終了!(超おつかれ!!)
…というような長い道のりを毎回やっていました。(しかも、この後哺乳瓶洗ったり消毒液に浸けたり。)
で、これを1日何度もやりながら、自分の生活もしつつ、日中赤ちゃんの沐浴も行います。
沐浴って、赤ちゃんをお風呂に入れること。出産したクリニックでもやり方を教えてもらいましたが、千葉西でも教えてくれたり、やり方を見てくれたりします。
●食事
どんな食事が出るのか、そこそこ大事ですよね。
千葉西での食事は、結論から言うと
がんばってるのは分かるけど、まぁ病院のゴハンだよね…
という感じでした。(出産したクリニックでのごはんの方がおいしかったです。※小声)
でも、出産後でとにかく栄養を取らせるために、おやつも出たりして、おやつは普通においしかったです♪