インドに行く前にSocial Workについての勉強をしておこうと思って、図書館に行ってきました。
そもそもSocial Workって?
おばか丸出しなのを承知であえて書くと、私は「国際協力の分野において、貧困の現場で活動しているNGOなどについて勉強すること」あたりを考えていました。
もともと、「国際協力について勉強したい!」と思ったとき、「国連に興味があるなら国際法なんじゃないの」という誰かの話をうのみにして法学部に行った私。
その後、どうやら国際協力でメジャーな学問は開発学らしいという情報を知り、けれどもうその時点では大学生の時点で大学で開発学を学ぶという道(時間)はもうなかった・・。
そして数年が経過し。とにかく、インドで国際協力について学びたいと思っていた私は、しばらく「留学して開発学をしよう」と思っていたのです。
そして奨学金応募の数ヶ月前にようやくSocial Workとの出会いが。
奨学金を応募するのに知人のつてで情報を集めていた頃、昨年度のインド政府奨学金でただいま留学中の方に、「開発学は机上メインの学問、Social Workは現場メインの学問」ということをはじめて教えられたのでした。
大学で散々、現場から遠い勉強しかしてこなかったと思っていたので、「これはSocial Workだろう」と開発学から路線を変更。
そもそも、現場を見たいからインドに行くのであって。
それで、上記の先輩がSocial Workについての資料を送ってくだすったりしたので、少しずつ目を通してはいたのですが、それがまだ終わっていない段階でこの前のインドとの電話面接があったのでした。
資料は慌てて目を通したけど、それを見るうちに、そして面接をしながら、「私はもっと日本の社会問題や社会福祉の制度について知っておかないといけないんじゃないか」と痛感した。
ということで、図書館にいってきた次第であります。
今まで図書館で国際協力系の本を探すときって、請求記号333(国際経済)くらいしか見ていなかったのだけれど、社会福祉目線でみた369番台にも「ボランティア」「NGO/NPO」あたりの本があって目からウロコ。
あと貧困関係だと364(社会保障)も。
ということで、結局Social Workについては・・というと、いわゆる社会福祉といわれる分野(高齢者・障がい者・シングルマザーや児童の貧困・医療現場での福祉などなど)を網羅していたことが分かりまして。(いまさら)
のこされた時間でなるべく勉強していこうと思った私でした。
「国際協力」にずっと興味があった。
けれど、それだけでは意味が漠然としていた。
よく「国際協力の度の分野に興味があるの?」と問われて「貧困の解決」と答えていたけれど、それでもまだ自分の中では曖昧模糊としていた。
どうすれば解決できるのかも全く分からなかった。でも、解決のために何かしたかった。
インドに発つまであと2か月足らず、でも、今日初めて私は自分がやりたかったこと・知りたかったことは「国際協力の中で行われている社会福祉、その中でも特に貧困について問題を解決していくための勉強」だったと知った。
今更過ぎて、恥ずかしいですが。
きっと、「社会福祉」って言葉に長い間とっつけなかったんだろう。
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