元留学生がおすすめする、ムンバイを感じる観光地②【中心部〜郊外編】

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ナマステ!みやまです。

2022年4月現在は、コロナワクチン3回接種済みの人なら、インド・日本どちらも隔離期間なしで行き来できるらしいですね✨

日本在住のインド人友達が「GWをまたいでインドに帰ってくるね。」と言っていて、うらやますぃ〜。

さて、前回に引き続き、ムンバイ観光おすすめスポット第2弾です(^^)。

今回は中心部からちょこっと郊外に移動するプランです。

前回の記事はこちら♪:ムンバイ中心部編

昔は映画スラムドッグ・ミリオネアの世界…今は世界一ユニークな工業地帯:ダラヴィのスラムツアー Dharavi slum tour

スラムの特徴の一つ。階段が急。
(実際のツアーでの写真です)

●ツアー自体は複数の旅行会社が行っています。

【日本語サイト・英語ツアー】トリップ・アドバイザー系のviatorのページ

・予算:1015円〜

・所要時間:2〜3時間

・現地集合の場合は最寄りのMahim駅が多そう。ツアーによってはホテルに迎えにきてくれる。

【英語サイト・英語ツアー】私が2013年に利用したツアー “Be The Local”。当時は「大学生が自分の地元を案内する旅行会社」というスタイルでやっていました。

・予算:1844円〜

・所要時間:2時間

・ムンバイ市内ならどこでもお迎えサービスあり。

●ダラヴィの位置:ムンバイ国際空港とムンバイ中心部のほぼ真ん中に位置します。空港からはプリペイドタクシーで約40分。ムンバイ中心部のチャトラパティ・シヴァジー・マハラジ・ターミナス(CSMT)からタクシーで約30分。

『スラムドッグ・ミリオネア』は2009年日本公開の映画。もうかれこれ10年以上経っちゃいましたね。

あらすじを簡単にご紹介すると、ムンバイのスラム出身の青年がTV番組「クイズ・ミリオネア」に出演して…⁉︎というお話です。

→映画『スラムドッグ・ミリオネア』のCinemarcheさんの詳しいレビューページはこちらからぜひどうぞ!

2012年〜14年にムンバイに留学していた時、大学院の先生が

『スラムドッグ・ミリオネアに出てくるスラムの状況(主人公の子ども時代)は10年前くらいの感じだからね。』

みたいな発言をしていました。

ってことは、映画に出てくるスラムは今から20年前のイメージ…?ということになるのかも。

ちなみに、「スラム」というのはインドに関しては「一軒家・アパートメントなどのしっかりした造りではない住居。家のすぐ隣や2階に別の家族が住んでいるようなところ」と私は解釈しています。

このツアーは私も留学2年目(2013年)に、学校の友達と参加してみました。

スラムツアーの見どころはというと…

  • インドでも稀な発展を遂げたスラム「ダラヴィ」を生で見られる
  • 一つの地区にさまざまな町工場・住居が工夫され、ひしめきあっている

ところです!

実際、インドの都市のスラムが全部ダラヴィのようかと言うと、全くそうではありません。

ダラヴィは特殊なスラムです。むしろ成功しているスラム地域です。

かつてはアジア最大のスラムと言われ、映画にも描かれたように劣悪な状況がありました。ですが、現在では他のスラムと比べても遥かに生活レベルが上です。

私がスラムツアーで訪れた時、ガイドの学生さんが

『ダラヴィはムンバイのほぼ中央に位置する。ムンバイ中からプラスチックなどを集めてくることができるし、物流の中心にあるからビジネスをするのにもってこいなんだ。』

と言っていました。

知り合いでもいない限り「スラム」の中を歩いて見られる、ということはなかなかありません。興味がある方はぜひ。

ローカル電車に乗って、地元のレストランでランチするプラン(マートゥンガ駅の「ホテル・ガンガービハール」)

これはハーバー線のゴヴァンディ駅。

ムンバイの街の人の息遣いを感じられる一つは、何と言ってもローカル電車

今回ご紹介するお店は「ホテル・ガンガービハール」(なぜかインドでは、レストランなのに「ホテル」と付いているお店が多いですw)。

私が留学2年目のNGOインターンの時、よく食べに行っていた地元のレストランです♪

電車に乗ってお店に行く方法

今回は、

  1. 前回の特集【ムンバイ中心部編】でも紹介したターミナル駅CSMTから行く方法(セントラル線を利用&電車工場を見ながら徒歩10分コース)
  2. 同じくムンバイ中心部にあるチャーチゲート駅から行く方法(西線を利用&駅から数分で到着コース)

をご紹介します。

ちなみに、ムンバイ・ローカル電車の路線図はこちら(英文)。

ターミナル駅CSMTから行く方法(セントラル線を利用&電車工場を見ながら徒歩10分コース)

①出発:チャトラパティ・シヴァジー・マハラジ・ターミナス(CSMT)

②利用する路線:セントラル線(Central line)に乗って8駅。乗車約20分。(CSMTがセントラル線も含めた全ての電車の始発駅です。)

※実は、7駅目のダーダー(Dadar)で、2つ目のコースで使う西線に乗り換えることもできます。…が、乗り換えはややめんどくさいのと、このコースの魅力は電車工場のだだっ広さを体感することなので、乗り換えなしのコースをご紹介してます。

③下車:マートゥンガ駅(Matunga)

④そこからレストランまで徒歩約10分。巨大な電車工場の横を抜けていきます。マートゥンガ駅からレストランまでの経路がこちらです↓↓

チャーチゲート駅から行く方法(西線を利用&駅から数分で到着コース)

①出発:チャーチゲート駅(Churchgate)。CSMTと同じく、ムンバイ中心部にあるターミナル駅です。

②利用する路線:西線(Western line)に乗って9駅。乗車約30分。

③下車:マートゥンガ・ロード駅(Matunga Road)。

④そこからレストランまでは徒歩5分足らずで行けます。…が、なぜか下のGoogleマップでは、遠回りの道が紹介されていて「徒歩8分」かかってます。なぜ…?

電車の乗り方

電車に乗る方法は、以前の記事「ムンバイのローカル電車に乗ってみよう!」をご覧ください♪

こちらのメイさんのブログ「ムンバイの電車の乗り方!電車に挑戦!」も分かりやすいです✨

…とは言え、簡単に乗り方を書いておくと。

  1. 駅のカウンターで切符を買う(けっこう列が長いですが、割と早く進みます)。
  2. 改札口はないので、そのままプラットフォームに向かう。
  3. 電車に乗り込む(ファーストクラスや女性専用車に注意。入口横に書いてあります。)。降りてくる人や乗り込む人で押し合いへし合いになっても強い心でw
  4. 目的地の駅で降りる。やはり改札口はないので、切符は持ったまま駅を去る。

お店で食事♪

●店舗名:ホテル ガンガー・ビハール Hotel Ganga Bihar

●時間 7:30AM〜24:00(定休日はあまりなさそう)

お店で撮った写真はないので、こちらのページを参考にしてください。

インドの食べログ的存在zomatoのお店紹介ページ: Ganga Vihar(英文)

お店を入ると、

  • 手前:エアコンなし・扇風機のみのスペース
  • 奥:ACルーム(エアコン、つまり冷房が効いた部屋)

に分かれています。私はいつも手前の食堂っぽい雰囲気のところで食べていました。

私のおすすめメニューは♪

  • マサラ・ドーサMasala dosa 90ルピー(約150円):南インド料理。大きなカリッとしたクレープの中に、じゃがいもの炒め物が入っています。
  • トマト・オニオン・ウッタパムTomato onion uttapam 95ルピー(約160円):南インド料理。お米やレンズ豆を使ったあっさりしたパンケーキ風。
  • ベジ・マンチュリアン・グレイビーVeg Manchurian gravy 180ルピー(約300円)&ベジ・フライドライス Veg Fried Rice 170ルピー(約290円):インド風中華料理です。ボール状の野菜のかき揚げが入った、あんかけ(グレイビー)とチャーハン(フライドライス)を混ぜながら食べます。多分2人前くらいの量。(他のお店では1人前で「べジ・マンチュリアン・フライドライス」というメニューがよくあります。)

ドーサやウッタパムは、ランチにおすすめな量と軽さです。

ご紹介した以外にもザ・インド料理で美味しいメニューがいっぱいあります。ぜひご自分の気になるメニューを試してみてくださいね♪

インドに来たらアムル・アイスクリームをぜひ一度

アムルAmulは、インドで牛乳やチーズ・アイスクリームを販売している国民的な会社。

インド各地・ムンバイ各地にアムルのアイスクリーム・パーラーがあります。

アムル・アイスクリームのページはこちら(英文)

こちらでは、先ほどのマートゥンガ駅の近くにあったアムルのアイスクリーム・パーラーをご紹介しますね(^^)。

●店舗名:Amul Ice Cream Cafe

●時間 11:00〜23:00(定休日あまりなさそう…)

●行き方:ムンバイ・ローカル電車セントラル線のマートゥンガ駅から徒歩2分。

終わりに

ムンバイ観光第2弾、楽しんでいただけましたでしょうか?

何だか、ここまで地元を楽しむツアーを書いていたら、私のいた地域チェンブーもご紹介したくなってきちゃいました。

ということで、次回はムンバイ郊外のチェンブルを楽しむツアーをご紹介したいと思います♪お楽しみに(^^)!

次の投稿はこちら:【郊外編:チェンブー】

コメント

  1. […] 次の記事:ムンバイを感じる観光地②【中心部〜郊外編】 […]

  2. […] 前回までのおすすめムンバイ観光の記事はこちら ①【ムンバイ中心部編】 ②【中心部〜郊外編】 […]

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