インドのオンライン婚活③親や親戚が先に会う

インド all記事

結婚が決まるまでの流れ❷

⑤本人たちが親にこの話を続けたいと伝える

この段階で8月下旬。

⑥女性側の人が男性の実家を見に行く

9月頭、ケーララ州にあるD君の実家をRちゃんの親戚が見に行った。

これはインドでの結婚が「嫁に行く」コンセプトのため。

新婦側の信用できる人たちが新郎の家でお茶(インドなのでチャイ)を飲んで帰る。婿の家の近所でも話をちょっと聞いていく。それで新郎の家の様子や家族の人となり、まわり近所での評判なんかも分かってくる。

⑦初めて本人同士が直接会う(ついに…!)

新郎の実家訪問から数日後。電話番号を交換して、D君とRちゃんがケーララで直接会った。

実は、婚活スタート当時はD君は日本、Rちゃんは中東に住んで、それぞれ仕事をしていた。会うタイミングになって、お互い故郷に飛んできた感じ。

⑧家族同士や、親友などとも会って話す

新郎新婦の一番近しい人たちも交えて会って、雰囲気を見る。ここまで9月上旬の出来事。

⑨婚約の準備をする。入念に相手のことを調べ尽くして、マイナス要素がないか吟味する

大抵のケースでは3ヶ月以内に婚約。長い人は6ヶ月くらいかける。

婚約まではどっち側からその話をストップしてもいい

だからその間に、お互いの身辺を裏でも表でも聞き込んでいく。(これ、ものすごい周到…。)

この期間にお互いがするのが、こんなこと。人脈を駆使した人海戦術とでも言いましょうか。

  • 相手の家族のことをさらに調べる
  • 新婦/新郎と同じ出身地の自分の知り合いに、「この子知ってる?どんな子?」と聞いてみる
  • 大学の友達とかにも結婚の話をして「この子どう思う?」と聞いてみる
  • お互いの親の知り合いがお互いを直接訪問して話し合う

D君に聞いた実話ですが、D君の友達が婚活サイトで知り合った人と結婚話を進めていたそうです。Facebookを見たら、D君と、友達のお相手候補に共通の友達がいるのが分かりました。D君がその共通の友達に「この子どう?」と聞いてみたところ、「やめた方がいいよ。その子学生時代に麻薬使ってたから。」と言われ、考え直すことに…。

⑩婚約する

インドでは婚約イコール結婚準備なので、婚約の後に話を取り下げるのは恥だとされている。

友達や大事な人たちに「婚約したよ。」と知らせる。(これ実際、インド友達のFacebookで一時期よく婚約の写真やライフイベントが流れてきてた。)

婚約後、半年から1年して結婚という人が多い。結婚までの期間は、愛情を深めつつさらに色々確かめる時間。それと、結婚式の準備もめっちゃする。

(インドの結婚式は、地域によっても違うけど、本人の友人知人・同僚はもちろん、一族郎党・ご近所さんから親の同僚・友人知人までありとあらゆる人を呼んで賑やかに盛大にするところが多い。)

今回もケーララ出身の他の友達の結婚式から。新婦友人たちによる出し物♪

D君たちの場合

勘の鋭い人は気付いたかもしれません。途中まで書いてあったDくんたちのタイムラインが、後半入ってなかったことに。

D君たちの場合は実は、⑨までやったところで婚約するタイミングで結婚という運びになりました。

8月に婚活サイトで知り合って、9月に初めて会って、次の年の7月に結婚しようとしたけれど、お互いの日程が合わなかったそうです。

1年以上延期するのもなんだから、結婚のタイミングとしては早いけれど、調べることは調べたのでもう結婚しちゃいましょう…ということで出会って5ヶ月後の1月頭にめでたく結婚。

私もケーララでの結婚式に呼んでもらったんですが、娘を出産して数ヶ月後だったので断念…。あとでビデオを見せてもらったら、温かい雰囲気の素敵な式でした。

それから約1年半。D君夫妻は仲睦まじく暮らしています。

最後に…インドの離婚率が低い理由?

今回の話、D君と電話でなんだかんだ1時間半以上エピソードを聞いて、まとめたものです。

電話の最後でD君が言っていた言葉が印象的でした。

こうやって周りの人間も巻き込んで色々調べてるから、例え夫婦関係に亀裂が入ったとしても、家族や周りのサポートがあるんだ。インドの離婚率が低い理由はこれかもしれないね。

なるほどー。

と思ったところで、少しだけ調べてみました。

インドの離婚率 1000組中13組(2016年BBCのデータ

日本の離婚率  1000組中1.57組(2020年厚生労働省のデータ

あ…日印だけだと比べきれない、主要国のデータも調べてみるといいのかな…と思ったところで時間切れです。ちなみに、インドは近年の女性の権利意識の向上によって、離婚が増えているそうな。逆に日本は自分がイメージしていたよりも離婚の件数が少なかったです。

ともあれ、日頃から家族を大事にするインド人。結婚というライフイベントにも、その文化が色濃く出ているのですね。

また何か興味深いエピソードがあったら、シェアします。ここまでお付き合いくださり、どうもありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました