インド留学コラム1 当時のポエムw

連載-インドがわたしの故郷になるまで

 

*今回は、当時の私の日記からポエム的なものを2つご紹介しちゃいます…(ちょっと恥ずかすぃーですが)。

 

 

2012年6月13日

 

〈待つこと〉

 

ようは何するにも

「待つ」

ひたすら待つ。

だから、

その時間を楽しむようにしよう。

 

 

〈空〉

 

空 ― 懐かしいものがそこにある

およそ目にするもの 耳にするもの

すべてが日本と異なる。

けれど、空は、空だけはおなじで

心がおちつくんだ

 

 

*ちょこっと解説

待つこと:

インドでは人を待つことが多かった。学校での手続きしかり、ムンバイ市の外国人登録しかり、物事が進むにも、日本ではちょっと信じられないくらいの時間がかかった。渡航して数日でこれを書いているってことは、その間にどれだけ待ったか…というのは推して知るべし。

 

空:

ほんとうに、当時、空を見上げてはほっと一息ついていました…。

それだけ、日本とは環境の何もかもが違って。

日差しも熱気も、むわっとするにおいも。目に入る茶褐色の町も、生い茂る南国の木々や花々も。耳に聞こえてくる表通りの車の騒音やクラクションの音も、耳慣れないヒンディー語やインド英語の響きも何もかも。

それが今では、自分にとって懐かしいものになっているのが、なんだか不思議です。

 

写真は、大学院の近くの交差点の脇で撮ったもの。

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