ルソー「エミール」より、以下引用します。
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善良な若者よ、思い上がったりしないで、誠実で真心をもつがいい。
無知であるすべを知るがいい、そうしたらきみ自身をも他人をもあざむくことはないだろう。
たとえきみの才能がみがかれて、きみが人々に向かって話ができるようになったとしても、自分の良心にしたがってでなければけっして話さず、かれらの喝采などを気にかけてはならない。
・・・
きみのなかまはあるいはきみだけになるかもしれない。
しかしきみはきみ自身のうちに、人々の証言などきみにとって必要でなくしてしまうような証言をもっているのだ。
かれらがきみを好きになろうと、嫌いになろうと、またきみの著作を読もうと軽蔑しようと、そんなことはどうでもいい。
真実なことを言い、善なることを行うがいい。
人間にとって重大なことは、地上における自分の義務を果たすことだ。
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出典:世界思想教養全集2 フランス啓蒙思想
桑原武夫ほか編 河出書房新社 1962年
ルソー「エミール」より「自然宗教論」
いつも周りの目や評判を気にしてしまいがちだけれど、そうじゃなくていいとルソーに励まされました。
読書って、過去との対話。これだから、本を読むのはやめられない。
コメント
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お初です☆色んなブログ巡回していたらたどり着きました☆綺麗にまとまってますね!私も最近本格的にアメブロやり始めたので参考にします!ただの専業主婦ですが仲良くしてくださいね!失礼致します!