ナマステ!みやまです。
ツイッターで衝撃のニュースを目にしたので、勢いでブログにしちゃいます…!
注目のツイートはこちら
本『シャンタラム』の著者が
「シャンタラムがApple TVで10月14日にTVシリーズとして始まるよ!」
と発表していますー。
『シャンタラム』って何?
著者と内容
けっこう古いお話ではあるんです。(初版は2003年。)
著者のグレゴリー・デイヴィッド・ロバーツは1952年生まれのオーストラリア人。
でもこの人只者じゃなくって…。
1970年台に泥棒やって刑務所入り→脱獄して身分を偽ったままインド・ムンバイに渡る→縁あってスラムの診療所の「お医者さん」に→マフィアと関係ができてアフガニスタンの戦争にまでゲリラの一員として参加(この辺りがものすごく壮絶でドラマティック…。)
…と、ちょっとエピソードを挙げるだけでもぶっ飛んだ人。なんです。
で、『シャンタラム』の物語自体は半分フィクションな自伝で、
ミステリアスで魅力的なアメリカ系の女性が出てきたり、
ムンバイの裏社会の真っ黒〜い夫人とバトルを繰り広げたり、
…もう、いろいろあります。
(それなのに刑務所の話やアフガンに戦いに行った話が本当だというのが驚き…。)
この本の見どころ
そんな中でも私的この本の魅力✨は
- 主人公リンが観光ガイドのプラベッカー君と出逢って、ムンバイや村でインドのディープでコアな部分に触れていくところ
- ボンベイ・マフィアのドン(首領)カデル・バーイとの哲学的会話
- アフガンでの壮絶なエピソード(ここは一番のクライマックスなので、ネタバレしないでおきます…。)
でした。
それにしても900ページ超なので超長いです。
恥ずかしながら、読み終わるのに1年以上かかりました。(しかもお友達に借りた本だったw)
読み終わった時しんどくて『もー、2度と読まない…。』と思ったのに、
次にインドに行った時に本屋さんで見つけて買ってきちゃった…w
続編『山の影』
しかもこの本、2015年に続編が出ちゃったんです。
私は2019年にコルカタの本屋さんでゲット✨
で、今もゆっくりゆっくり読み続けています…(爆笑)🤣🤣
しばらく止まったり、思い出して読み進めたり。
出産・育児1〜2年目はほとんど本棚のお飾り状態で、実は最近また読み始めたとこでした…。(ちなみに今143ページ目w)
この本の「負」の部分
『楽しそうだ、読んでみよっかな♪』と思ってくださった方には、一応こちらもお伝えしておきます。
暴力シーンもたまに出てきます。
市内での交通事故からのタコ殴りだったり、主人公リンが拘置所でひたすら言われもない暴力にさらされたり…etc.
『シャンタラム』を読んでいた時、
そうやって時々痛々しい場面が出てくるので、
私はこのシリーズは寝る前には読まないようになりました。
就寝前に読むと、寝覚めが悪くなっちゃうから。
この部分だけは、お気をつけくださいね。
ともあれ、オススメの本です
最後に本のリンクをそれぞれ貼っておきます。
英語版だと分厚い1冊なのに、日本語版だと上・中・下3冊なんですね。
英語版
使われているボキャブラリーはかなり豊かです。私は意味が分からない単語ばっかりで、なんとなく文脈で読みながらもどーしても意味が分からなくなったら辞書を引いていました。
日本語版
ちなみに、『山の影』はまだ邦訳が出てないですね。
ここまで読んでくださって、どうもありがとうございました!