ナマステ！みやまです。
「え、突然香港？どうしちゃったの・・？」
と思ったあなた。
はい・・、実はみやまの留学時代のインド人友達で、
香港のインド人コミュニティ出身の旦那さんと結婚した女の子アーシャ（仮名）がいるんです。
今日はそこと絡めてのお話です。
よかったらお付き合いくださいね☺️
香港にはインド人コミュニティがある
インドの人たちの中には、特にビジネスコミュニティ（もしくはカースト）を中心に
インド以外の国に移住している人々が一定数います。
移住したインド人の大半は、1947年のインド・パキスタンの分離独立の時に父母やおじいちゃんやおばあちゃんが移住して…というパターンが多そうです。
私の知り合いだけでも
- インドネシアのジャカルタ：留学時代のルームメイトのジョー
- 香港：ジョーの叔母さんの家族・大学院の同級生のアーシャ
- アラブ首長国連邦のドバイ：大学院の同級生Dくんのお嫁さんになったRちゃんの家族
がいます。
知り合いはいないけれど、その他には
- 東南アジアの国々
- イギリス
- アメリカ
にもインド人コミュニティがあるのは有名です。
その他、世界各国にインド人コミュニティは存在します。
友達のアーシャは結婚してインドから香港に移住
さて。
友達のアーシャは、インドの古都コルカタ（カルカッタ）の出身。
（細かいことを言うと、家族のルーツはコルカタのあるベンガルではなく、北インドのどこかの州でした。）
アーシャは、私がインド渡航直後の右も左も分からない時期に、
NGO訪問やレポート作成で手取り足取り助けてくれた女神さま✨のような存在でした。
（ブログの留学記を読んでもらうと、違う名前で登場してきます。今回の話は本人に「書いていい？」と聞いていないので、実名は伏せています〜。）
そのアーシャが香港出身のインド人の旦那さんと結婚したのが、コロナの1〜2年前。
当時私は結婚手前で、
『自分はふるさとの府中と彼の実家のある松戸の中間地点くらいに住みたいんだけど、
彼は松戸一択だと言っている。どーしよう…。』
と悩んでいました。
（どっちの実家にも近いほうが便利かな、と思ってたため。）
そんなところに耳に入ってきたのが、
アーシャが結婚してコルカタから香港に移住する！
というニュース。
それを聞いた私は、なんだか吹っ切れてしまいました。
たかが府中・松戸間の50kmで悩んでいた私ですが、
アーシャはインドからぽーーーんと一気に数千kmを飛び越して香港に住むと言うじゃありませんか。
『もー、それなら松戸でいいや。コルカタから香港に比べたら近い近い。』w
と、彼女のおかげで松戸に住むことを決心したのでした。
話が逸れてごめんなさい。（語りたかったのw）
とはいえ、コルカタ→香港に移住したアーシャ、ドバイ→東京に移住したRちゃん。
インドの人たちは、結婚や仕事のために国をまたぐことに抵抗がないように見えますね。
香港は大変そうなイメージ‥
では本題に戻って。
たまに、新聞で香港の民主化運動についての記事を目にします。
中国当局の弾圧によって、民主主義的な香港を求める人たちはどんどん台湾などに移住している、とのこと。
そこにいるインド人たちはどんな思いを抱いているんだろう？
香港のニュースを聞くたびに、アーシャたちはどう感じているんだろう？と頭のどこかで気に掛かっていました。
本人に聞いてみた
そして、先日。また香港のニュースを新聞で見ました。
やっぱりアーシャのことを思い出して、それから、
『よし、今回は思い切って聞いてみよう！』
と思ってwhatsapp（英語圏のLINE）で久しぶりにメッセージしてみました。
アーシャから返事がきて、分かったのがこういうことでした。
みやま：「ときどき香港のニュースを目にするんだ。中国政府による規制や民主主義への圧迫が厳しいって。香港のインド人コミュニティの人たちもそう感じてるの？」
アーシャ：「移民コミュニティ(the expat community)には影響はそんなにないんだ。それでも、たくさんの人たちが外に出ていったよ。」
アーシャたちは、香港に住み続けるみたい。
ひとつ、勉強になりました。
おわりに
陽気が夏めいてきましたね。
ここまで読んでくださって、どうもありがとうございました（＾＾）。
今回の話はずっと気になっていたことだったので、この機会に聞けてよかったです。
そして香港にいるアーシャをいつか訪ねていきたい。
ほんとは結婚して少ししたら遊びに行こう〜と思っていたんですが、長女の出産があったりコロナがあったりで。
いつか行ける日を楽しみに。
